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2017/09/11

カビキラーを作る

カビキラーは、よく効くのだけれど高い。大量に使うのは躊躇する。

要は塩素系漂白剤が主成分で、それに粘度を付けるための界面活性剤が添付されているだけのはず。自作しよう。

ネット情報を参考に塩素系漂白剤+中性洗剤(合成洗剤)でやってみたが、いまいち泡立ちが悪い。濃度をいろいろ調整してもあまり変わらない。泡が水っぽくて滞留しないのである。これでは効果が少ない。

うちでは基本的に合成洗剤は使わず洗剤類はせっけんか過炭酸ナトリウムを使用している。
そこでダメ元で液体石鹸+塩素系漂白剤でやってみた。
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これが大正解であった。写真の左から2番めが液体石鹸を使ったもの。ほかは合成洗剤+塩素系洗剤にしたもの。泡立ちが明らかに違い、溶剤が滞留するようになった。たぶん、カビキラーは液体石鹸を使用していると思う。液体石鹸も界面活性剤の一種であるから、成分表示のみでは合成洗剤か純石けんかは分からない。
濃度は石けんと塩素系漂白剤を半々ぐらいにした。もうすこし薄いほうが泡立ちはいい。

塩素系漂白剤:液体石けん:水=5:3:2ぐらいで良いと思う。適当に調整してほしい。


ここまであれこれ研究してきたのだが、カインズホームにいったらカビキラー類似品の詰替品が税込128円で売っていた。これはもしや…と思い購入すると、

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見事にカビキラーのノズルがそのまま使えるのであった。泡立ちもまったく同じ。なんだ、これでいいじゃないか。液体石鹸買うより安いよ。