HEAD

2011/08/29

デジカメはワケわからん

10何年かぶりにカメラを手にして、
一眼レフの世界は混沌としてるらしい、というのが分かってきた。

マウントが同じだから、古いレンズもそのまま露出連動で使えると思ってたら、どうも違うらしい。
nikonで言うと従来の35ミリがFXフォーマットで、デジタル用に設計されたのがDXフォーマット。
デジタル用と言ってもDXフォーマットの大きさが他社のデジタル用フォーマットと同じというわけでもない。古いレンズをDXフォーマットで使うと長さがだいたい1.5倍になる。正確には画角がどうのこうの言うらしい。
プロとマニアの世界では過去を引き継ぐFX志向。一般的にはDXでなにも問題ないよ。でも撮影素子の大きさはまだ規格化されてないよ、メーカ間で違うから注意。
これからのカメラが、FX方向に進化するのかDX方向に進化するのかは分からない。たぶんDXに収斂するんだろう。

デジタルなので何でもありで、手ぶれ補正やら動画やらミラーレスやら。
とりあえずRAWで撮影して、ピントさえ合ってればあとはPCの処理でなんとでもなる。
なので、高性能レンズは昔ほど憧れではなくなった。
撮影枚数の縛りからは開放された。一度に何百枚とっても平気。
絞り優先マニュアルという撮り方は絶滅したらしい。
ネガをルーペでのぞき込む高揚感は無くなった。パソコンでゲームするような感覚。

うーん。なんかつまらなくなったな。
カメラ自体の寿命も極端に短くなってるし。
D40なんか2006年発売なのに、もう遺物化しつつある。