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2014/12/11

スピーカー Wharfedale MINI のエッジ張り替え

バブル期の良いスピーカーがジャンク品として売ってるので大助かりである。

Wharfedale MINIというのを買ってみた。
スピーカーエッジの劣化でジャンク品。

http://audio-heritage.jp/WHARFEDALE/speaker/mini.html
機種の定格

方式 2ウェイ・3スピーカー・ブックシェルフ型
パワー 75W
外形寸法 幅142×高さ387×奥行122mm
重量 2.5kg













エッジはこんな状態。
ウレタンが劣化してボロボロ。











エッジを張り替えて再生してみる。
エッジサイズはだいたい4インチとして売っているもので良いようだ。


エッジサイズ
エッジ全体 ロール外径 ロール内径 エッジ内径
96      88        70       62
http://www.funteq.com/shop/shop1.htm

オークションでゴム製というのが売っていたので買ってみる。
500円。これなら劣化しにくいし、10年は持つだろう、ということで。



ebayのスピーカーエッジ 4インチ












分解。
ユニットを外す。





















劣化したエッジを取り除く。
ピンセットを使う。慎重に。




















 コーンの部分は平型彫刻刀を使う。ダイソーで購入。










エッジを押さえているゴムはカッターで慎重にはがす。













こんな感じ。まーだいたいきれいになればいいか、ぐらいで。










ゴム製エッジを貼り付ける。ウレタン製エッジを貼る場合は木工用ボンドを使うようだが、ゴム製なので、手元にあったゴム系ボンドを使った。













固定して、乾燥を待つ。










あとは取り付けて完成。
意外に簡単であった。

ついでに、スピーカーターミナルが壊れていたところも修理。










分解する。
ユニットの上下を分離。手でこじるだけで外れるが、固着していることもあるのでヘラで慎重に。
























底のウレタンを破り、














固定しているゴムバンドを外す。
 









外したらなんと、低音部分のウーファーには配線がない。コーンもなく、これでなんで音が出るんだろうか?

スピーカーってこういう構造なんだろうか?
写真はうまく撮れなかった。











ドリルで穴を開けて、ターミナルをねじ止め。
配線を半田付け。































参考
B級リビルトスピーカーエッジ修理
快適に音が出る。元の音がわからないので良くなったのか悪くなったのかわからないが、満足。