ミニマリストを目指してたまりにたまったCDをデジタル化する。
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タグが使えるMP3で良いのかな、と思っていたが、時代がハイレゾ化するといずれMP3も陳腐化するだろう。なので最低限、CD音質はそのままの方が良いと思われる。
そうすると、元のデータを再現可能な可逆圧縮音声形式というのが現在のトレンドらしい。MP3などは元のデータにすると情報量が落ちてしまう非可逆圧縮形式というらしい。
可逆圧縮音声フォーマット
可逆圧縮の為、元データと同一のデータを保持したままおよそ半分のサイズにする事ができる。全てのフォーマットの音質は同一の為、圧縮率、エンコード・デコード速度、付加機能、再生環境等を比較する事により有用性を判断することができる
音声ファイルフォーマット – Wikipedia
いろいろ形式はあるが、FLACというのが有力なようなので採用する。いずれどの形式を使っても、可逆形式なので後からフォーマット変換は可能だ。
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では次に、どのソフトを使ってCDを取り込むか。フリーソフトしか使う気はないので、主流のソフトをいくつか試してみた。
foobar2000
Exact Audio Copy
MusicBee - Music Manager and Player
結局、リッピングだけを考えるなら規格は同じだから大差なく、重要なのはタグ取得やフォルダ生成といった二次的機能で、プレーヤーとしても使いやすいMusicBeeで行くことにした。
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MusicBeeは基本的にそのままで使える。タグや曲情報カバーアートなども自動的に取得する。
日本語は若干弱い感じもある。カバーアートは違うことが多いので手修正する事が多い。
実際のデータ量はどうなるのか?
Elmore James 「The Sky Is Crying: The History of Elmore James」の場合。
収録時間58分20秒
これが
WAVEファイルだと618MB
WMAファイルだと57MB
FLACファイル(圧縮無し)だと403MB
CD→FLACで、だいたいWAVEの65パーセントぐらいになるか。
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それでも、タグ修正が必要になることが多いので、補足的にSuperTagEditor 改造版とMp3tag を使う。
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NASはアイオーのLANDISK HDL-G1.0T
HDL4-G/Mシリーズ | 個人向けNAS | IODATA アイ・オー・データ機器
iTunesサーバにDLNA機能もついている。ここのDLNAフォルダにリッピングすればネットワーク内からストリーミング再生できる。
家庭内ではPCとiPhone、ネットワークオーディオを使って再生する。
iPhoneでは8playerを使う。
nasでdlnaサーバ化したら非常に便利になった。iTunesが陳腐化してきた。
古いCDやらカセットやらMDが溜まりにたまっている。もはやどんなCDを持っていたか、どこになあるか探すのも一苦労。この際、ぜんぶFLAC化してしまおう。
さらにgoogle play musicでflacファイルをクラウドに全部アップロードしてしまえば家庭内lanを離れても音楽を聴くことができる。
Google Play ミュージック マネージャで音楽を追加する - Google Play ヘルプ
Google Play ミュージックでサポートされているファイル形式 - Google Play ヘルプ